• 小宮山剛

図書館の絶景(Verano, 2020)

このページは、とてもとても重いものとなるだろう。


それはグラヴィティの問題でもあるかもしれないし、今このページを下方へとスクロールしていこうかどうか迷っているあなたの心の問題であるかもしれない。しかし何よりも、「データ容量」という、たとえば今キャリアによるデータ制限がかかっている方にとっては逼迫という言葉そのものの、差し迫った問題における「重み」である。


「図書館の絶景」という言葉は、僕が日本三大秘境のひとつ椎葉村という絶景に囲まれた環境下で「図書館のなかにも絶景はたくさんある」と気づいたことからつけはじめた、Instagram上のハッシュタグに端を発する。


この記事では、「じゃあ今までインスタに投稿した写真とか、いい感じのものをまとめて掲載しちゃおうか」という思いつきで書き始めている。


ちなみに私が「図書館の絶景」というフォルダに振り分けている「選りすぐりの」写真がある。そのすべてをここに晒しだしたいところである。そういうところであると意気揚々でもある。意気揚々であるのだが、なんと枚数を見ると81枚もあるではないか。絶景ってそんなに多発するものだっけ?


椎葉村図書館「ぶん文Bun」では、「本は読むためだけのものではない、眺めたり触ったり、いろんな楽しみ方がありそのすべてが美しい」ということを常々吹聴している。そうなのだ。もう、ことばなんて要らないのだ。


これから先は幾多もの「図書館の絶景」たちと、簡単なキャプションだけでお楽しみいただきたい。前置きは、短いほうがいいのだ。なに、既に長い?このやろう、君は頭のいい人だ。


ところで頭のいい人といえb・・・。


それでは安心して「図書館の絶景」をお楽しみください。


図書館だけど、図書館じゃない。そんな図書館の黎明となりたい「ぶん文Bun」なのである。

椎葉村図書館「ぶん文Bun」にたどり着くまでに、こんな絶景もあります。こちらは宮崎市・日向市側から椎葉村へたどり着く際に眺めることができる耳川を「那須橋」という椎葉では象徴的な橋(真っ赤!)から撮影したものです。


椎葉村図書館「ぶん文Bun」、あるいはKaterie(かてりえ)のお庭!山々に囲まれていて綺麗です。


Katerieのロゴマーク。


ぶん文Bunのロゴマーク。


中に入ると、ぶん文Bunのオリジナルキャラ「コハチロー」がお出迎え。コハチローは椎葉の伝説「鶴富姫伝説」にて鶴富姫と恋に落ちる那須大八郎に憧れる日本みつばち。クリエイティブ司書とは犬猿の仲?だけどいい奴です。年齢不詳。


郷土資料・地域資料を一番メインにもってくる。そのクセの強さこそがぶん文Bunなのです。「椎葉の風」について詳しくはコチラで。


「日本の原風景」と言われることもある椎葉において、「椎葉の風」と隣り合いながら日本人の原点を探る棚「日本人の心」。詳しい解説はコチラで・・・。

さらに全ての棚について解説(らしきもの)をした記事はコチラでどうぞ!


「造本の華」と題打った棚には、このような「眺める」ための本が多々。とあるデザイナーさんにセレクトしていただきました。ありがとうございます…。


ピンチョン全集はやはりこう並べなくちゃ。


新潮クレスト・ブックスが非常にいい味出しています。最近の海外文学を全て追うのは大変なので、こうしたシリーズに頼るのもまた一策。


日本文学全集も美しい。池澤夏樹さん編纂の、河出書房新社版。これを並べるのって、本好きの憧れですよね。


知らない本に出会うための仕掛けとして、アンソロジーは多く仕入れています。中でもポプラ社さんの百年文庫は、想定も可愛らしく最高です。


絵本も、美しく。ヒグチユウコさんのデザインが大好きで、大人の方々にも手に取ってもらいたいところです。


ヨシタケシンスケさんはやっぱり大人気。思わず考えさせられる、でも可愛い。


そしてtupera tuperaさんも…。




































夢野久作全集どん!「未来の夢」の棚にはKaterieのメインコンセプトである「新しいって、懐かしい」をテーマとした本と「夢」という文字が入る本を集めています。まるで夢の中のように時空がゆがむこの棚に、夢野久作文学はぴったりきます。


これも神保町でまとめ買いした『日本の写真家』シリーズ。いいでしょう。


神保町といえば小宮山書店さんである。小宮山書店さんといえば三島由紀夫全集である。綺麗です。


装丁に凝った本といえば、稲垣足穂の『人間人形時代』。眺める本を楽しもうと掛け声をかける立場とあって、入荷しています。


芹沢銈介の装丁が綺麗。静岡市に在住していた頃は、記念館のすぐ近くに住んでいました。とくにこの写真の左などは、芹沢銈介と佐藤春夫が組み合わさったたまらない本です。佐藤春夫は、私の母校をうたった「酒、唄、煙草、また女」を知ったのが初体験でした。


こういう、カバー装丁に凝った本も好き。


feat. おさるさん。


「芸術の彩」は、とても歌舞いている棚です。歌舞伎が充実!


実用書、生活書だってかっこよく。


選書の際どんだけ酒を欲していたんだ・・・?というくらいに酒の棚が充実しています。実は、「椎葉に焼酎以外の酒文化を」と願ってのこと。今はあまり読まれなくても、今後「本を片手にワイン」とかいう文化を醸成する際にきっと役立つ本たちです。


こういう、凝った漫画カバーも好きです。るろ剣!


いつかは泊まれる図書館もやりたいですね。ガスライトが綺麗な夜の図書館「ぶん文Bun」。


サインが非常にすくなく、開館までに準備しきれなかったこともあるのですが(笑)これが意外にいい感じかもしれません。お客さんが基本的にはぶらぶらすることを楽しんでくれているように思います。

「探す」ではなく「迷う」。本という媒体を使った楽しい迷路で一日中くつろいでくださいね。


こちらは景色の絶景。ダム湖100選にも選ばれる日向椎葉湖からほとばしる「閣下の放水」です!


今回アップした「図書館の絶景」は、開館準備~開館直後のもの。そのあと既に色々と棚を動かしたりしているので、また新たな絶景が生まれることでしょう。それまではこのコハチローのように、ゆるりとお待ちくださいませ。

それでは、また・・・。




















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